

日々の断片③
第3回 おはようございます。
日々の断片、3回目は最近聴いている音楽の紹介にしようと考えていたんですが、今日の開場から開演までの間に実際の曲を流すことにしました。なので今回はちょっと趣きを変えて、4年ほど前にたまたま本屋で立ち読みした甲本ヒロトさんの文章で、ぼくの頭に未だに残っている言葉を紹介します。
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えっと、
月や星は輝いてないよね?星って輝いてないよね?
反射してるだけだよね。
ロックンロールの星たちも輝いているんじゃなくて反射しているんだ。
光っているのは太陽じゃないか。星が光っているんじゃなくて太陽が光ってる。
月が光っているんじゃなくて太陽が光っている。
ローリングストーンズが光っているんじゃなくてブルースが光ってる。
マディ・ウォーターズやハウリン・ウルフが光ってるから
その光を受けたローリング・ストーンズが反射しているだけじゃないか。
それがわかるとき「ストーンズを光らせてるものはなんだ?」つて、それが聴きたくなる。
そしてルーツをどんどん追いかけていく。この聴き方ってまっとうだと思うんだよ。
だから


日々の断片②
第2回 日々の断片、2回目は最近読んでいる本についてです。あいかわらずテレビドラマにこだわっているので、ユリイカのテレビドラマ特集や木皿泉さんの著作を読み漁っているのですが、それとは別に、旅とか風景に関連する本を読むことが多くなっています。 1年半ほど続けていたバイトを辞めて、GWに東北に行くことを決めていた4月頃から、いや、今年1月の武蔵野美術大学の修了制作にあった、震災で変わり果ててしまった場所が舞台の映像作品や、作者の故郷(秋田)を描いた絵画作品を観たころからかな。「まだ見ぬ場所」や、「失われた場所」について僕はどう思いを馳せることができるのか?ということを考えるようになりました。こうした思考のなかで本を読んだり旅をしたりしたおかげで、自分が日頃いる場所から遠いところの、なにやら息づかいのようなもの。そういうものを感じることができているような気がします。そんな気がしてくると(たとえそれが勘違いだとしても)、心は軽やかになったり、逆に慎ましい気持ちになったりします。これは自分の心を良い場所に持っていけてる証だと思います。 -
ドラクロワ〜ゴ


日々の断片①
2016年6月4日(土)、横浜市の井土ケ谷にあるblanClass(ブランクラス)*というスペースでイベントをしましました。そのイベントの予告としてSNSに投稿したぼくの「日々の断片」(全3回)を備忘録としてここに掲載します。 --- 序 こんばんは。イベントに先立って、当日に僕が話すことの断片みたいなものを数回にわたってここに落としていこうと思います。 最近僕は「風通し」についてだけ、それだけを思考するようにしています。凝り固まった自分の思考に風を通す。アートというものを、誰でも自由に行き来できるように、扉を少し開けておく。 最近のぼくは、そういったことのために時間を費やしています。これから数回に分けて、ぼくの日々の断片を見せます。最初は分かりやすく、最近読んでいる本や、聴いている音楽、観ているテレビ番組を紹介していこうかと思います。よろしくお願いいたします。 --- 第1回 こんばんは。 日々の断片、1回目はテレビ番組の紹介をしたいと思います。ここ数年はテレビドラマにはまっているので、紹介している番組の8/9はドラマです。 「ちゅらさん」の脚