おしゃべりスポット実行委員会

event, 2017

 2017年8月26日から9月24日まで所沢で開催された「引込線2017」にて、宮澤 響、橋場佑太郎とともに立ち上げた「おしゃべりスポット実行委員会」としてイベントを行った。以下にイベントの概要を記す。
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イベント名:
実地調査|おしゃべりスポット実行委員会(奥 誠之/宮澤 響/橋場佑太郎)

調査日:2017年9月11日(月)・15月(金)10:00〜17:00(途中参加、途中退場自由)
完成MAP配布日:9月18日(月・祝)10:00~17:00
場所:引込線2017展覧会場内(埼玉県所沢市中富1862-1 旧所沢市立第2学校給食センター)

【 調査方法 】
①来場者は麦茶とコースターを受け取る

②来場者は調査員として、麦茶を飲みながら「おしゃべりスポット」を探す。
③「おしゃべりスポット」をみつけたら、そこにコースターを置いて調査終了。

【「おしゃべりスポットMAP」】
「おしゃべりスポット実行委員会」の3人が、調査員たちの置いたコースターを集計し、会場の地図にコースターのある位置を記していった。9月18日は、このマップを麦茶とともに来場者に配った。


【 調査結果 】

 そもそも、一般に展覧会場内での飲食は禁止されているが、この会場が美術館やギャラリーとは異なる場所(元給食センター)だということや、この展覧会自体が美術家たちが主体となって運営していることが関係して、会場内で自由に麦茶を飲むことが可能になった。
 

 麦茶配給スペースが、展示会場の順路の最後尾に位置していたこともあり、来場者のほとんどは、展示をほとんど見終わったあとに麦茶とコースターを受け取ることになった。そのため、もう一度会場をまわって「おしゃべりスポット」を探したり、麦茶配給スペースの近くで休憩し、そこにコースターを置いて帰ったりと、調査員の行動はまちまちだった。また、展示を運営している美術家や、ボランティアスタッフが作業の合間に麦茶を飲みにくることもあった。
 

 イベント中にそうしたまわりの反応を見て、私たち実行委員会は必ずしも「おしゃべり」を要求しないでもいいのではないか?との考えに至った。”ただ麦茶を配る”ことで、人々がいつもの美術鑑賞のときとは違う行動をとったり、違う時間が流れたりする。そのことの意義を噛みしめるような調査となった。

「おしゃべりスポット実行委員会インタビュー」: https://www.youtube.com/watch?v=taHay6TvBpg

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